台湾の会社であるASUSが出しているスマートフォンの最新作「Zenfone 7」が8月26日に発表されるようです!

前モデルの「Zenfone 6」は、アウトカメラが回転してインカメラになる「フリップカメラ」というギミックを世界で初めて搭載し、かなり話題になりました。
そこで今回は新しい機種が出る前に、現段階の最新機種である「Zenfone 6」の1年間使用レビューを、メリット、デメリットに分けてお届けします。
・androidに乗り換えたいけど、どの機種が良いのかな…
・iPhoneは高すぎる…
・外国産のスマホは少し不安…
・Zenfone 6が安くなるなら、もう一度レビューを見ておきたい!
このような方々向けに記事を書いていきます。
これを読めばZenfone 6の魅力がすべてわかりますし、きっと選択肢の一つになってくれるはずです。
発売してすぐに購入し、約1年使い続けたので、クオリティの高いレビューになっていると思います!
また、みんな大好きiPhoneからの乗り換えだったので、iPhoneとの比較も織り交ぜていきますね。
では、まいります!
目次
メリット

結論から言うとZenfone 6は「かなりお勧めのスマートフォン」です。
2019年で1番完成度が高かったスマートフォンだと思います!冗談抜きで!
メリットを1つずつ紹介していきます。
フリップカメラ
先ほども言った通り、1番の特徴は「フリップカメラ」です。


こんな感じでアウトカメラが文字通り「フリップして(ひっくり返って)」インカメラになります。
男心をくすぐられませんか?(笑)ギミックが好きな人にはとても魅力的だと思います。
ただ単なる「面白ギミック」というわけではなく、このギミックのおかげで「アウトカメラと同じ画質でインカメラを使う」ことができます。
インカメラは画質が落ちる傾向がありますが、これであれば安心です。
さらにこのカメラ、角度を調節できます。


好きな角度で止めることで、他のスマホにはできない写真の撮り方が可能です。
右側の画像のように平らなところにセットすれば、セルフタイマーで写真を撮るもよし、そのまま動画を撮影するもよし、三脚が必要ありません。
でもこれ壊れやすそう…。落とした時も怖い…。
私も実際に買うまでは不安でしたが、かなり頑丈な作りで壊れる心配はありません。
落とした場合もZenfone 6が自動でカメラを収納してくれます。
7:56~落下防止機能の紹介があるので、ぜひ見てみてください。
他にも「モーショントラッキング」や「自動パノラマ」などの説明もあるので合わせてチェックしてみてください。
全画面が美しい
フリップカメラのおかげでインカメラを設置する必要がないので、ノッチやパンチホールといったものは一切存在しません。
上から下まで画面のみです。


この美しさは個人的にすごく刺さりましたね…!
ノッチやパンチホールが苦手なわけではないのですが、ここまで美しい全画面を見せられてしまうと何も言えないですね…。
iPhoneとほぼ同じ性能(スペック)
少しマニアックな話かもしれませんが、スマートフォンがいかにサクサク動くかを決める1番の要因は「CPU」です。
簡単に言うと、「CPU=スマホの頭脳」です。
このCPUがいいものであればあるほど値段が上がるし、スマホがサクサク動きます。
Zenfone 6は「SnapDragon 855」というCPUを積んでいますが、これはざっくりいうと、「iPhone xとiPhone 11の間」の性能です。
iPhone xやiPhone 11を使っていて、その挙動に不満を持つ人はあんまりいないと思います。
それらとほぼ同等の性能をZenfone 6は持っているので、安心して使用できます。
1年たった今もサクサク動いてくれます!
イヤホンジャックあり
これも地味にうれしい機能です。
ワイヤレスイヤホンの普及と同時に、(iPhoneを筆頭に)最近のスマホはイヤホンジャックがなくなってます。
ワイヤレスイヤホンを持っている人はイヤホンジャックの必要性を感じていないかもしれませんが、若干の遅延が気になる方にはうれしいところかもしれません。
バッテリーが大容量
ここに関してはiPhoneと比較せずにはいられません。
表にしてみました。
iPhone 11 | iPhone 11 pro | iPhone 11 pro max | Zenfone 6 |
3110 mAh | 3190 mAh | 3500 mAh | 5000 mAh |
iPhone 11 pro maxの約1.5倍です。
これが1年使ってみてわかったのですが、マジで減らないです…!
忙しくてあまりスマホを触れなかった時は、冗談抜きで4日充電しなかった時もありました。
「1日中ゲームをする」みたいに使い続ける場合は別として、通常使用であれば1日でバッテリーを使い切ったことがありません。
充電が減ってもUSB-Cによる急速充電(かなり早いです)ができます。
さらにiPhoneにはない「バッテリーケア」という機能もあります。

画像に書いてある通りですが、充電を始める時間と終了する時間を調節できる機能です。
過充電(100%になっても充電をし続けること)がバッテリーを傷める原因になると知りつつも、でも朝から充電する時間もないので、充電を刺したまま寝る人は多いと思います。
しかしこの機能を使えば、自分が設定した終了時間ちょうどに100%になるように調整してくれるので、バッテリーが痛む心配もありません。
「痒い所に手が届く」とはまさにこのことですね!
SDカード、デュアルSIM対応
Zenfone 6の最大容量は256GBですが、それでも心配な場合はSDカードで対応できます。
さらにデュアルSIM(SIMカードが2枚入る)にも対応しているので、1台で実質2台持ちみたいなことも可能です。
デメリット
ここまで褒めちぎっていますが、もちろん弱点もあります…!
意図しない操作を認識してしまう
先ほど全画面の美しさを伝えましたが、全画面でベゼル(枠)が少ないからこそ、自分がタップしたつもりがなくてもタップをしてしまうときが多々あります。

横画面で使うとき親指と人差し指で画像のような持ち方をする場面は少なくないと思います。
せっかくの大画面なので横画面にして動画などを楽しみたいと思うのですが、画像ような持ち方をするとかなりの確率で意図していない操作を認識します。
縦画面の時も時々起こります。
これは正直かなりのストレスです…!唯一の重大な欠点ですね。
ベゼルを覆うようなカバーを使うことである程度解消されるのですが、裸で使いたい人は慣れるまで辛抱が必要かもしれません。
ケース(カバー)が少ない
フリップカメラに対応するために、Zenfone 6のケースは特殊な形状をしています。
そのためケースの種類も少ないです。
ケースを頻繁に変える人、定期的に変えたくなる人には不向きなスマホです。
一応私が愛用しているケースのリンクを貼っておきます。

Asus Zenfone 6 ケース ZS630KL ケース クリア tpu 透明 薄型 シリコン 耐衝撃 ストラップホール付きスリム 軽量 人気 カバー 赤
文字入力はiPhoneのほうがいい
Zenfone 6だけではないかもしれませんが、androidに乗り換えた途端に「入力ミス」が目立つようになりました。
日本語のフリック入力も、英語の入力も、慣れるまで結構ミスをしました。
今でも1日に1回は必ずミスをします。
iPhoneでも一緒なのでは?と思いましたが、友人のiPhoneを使わせてもらうと明らかにミスをする頻度が少なかったです。
キーボード関連に関してはiPhoneに軍配が上がりました。
とはいえ、あくまで私個人の意見ですので、心配な方は実際に店舗等で使用してみてください!
フリップカメラは使わない人は使わない
ギミックとしては素晴らしいし面白いですが、使わない人は全く使わないだろうなという印象です。
私自身インカメラで使用するくらいで、「モーショントラッキング」や「パノラマ撮影」といった機能はほとんど使用していません。
自慢するときに使いますね。「自分が動かなくても勝手にカメラが動いてパノラマ撮影してくれるぜ!」みたいな(笑)
ディスプレイ明るさの自動調節機能
周りの環境に合わせてディスプレイの明るさを自動調節してくれる機能なのですが、これが結構相性が悪いです。
日中は大丈夫なのですが、夜電気をつけた部屋で使うとかなりの確率でディスプレイの明るさが一番暗くなります。
自分で明るさを調節することでAIに学習させることも可能のようですが、1年使っていてもその効果は正直実感できません…。
致命的なデメリットでもないのですが、暗くなるたびに調節するのは地味にストレスです。
以上になります。
これを機にandroidデビューしてみてはいかがでしょうか?
最新機種のZenfone 7も楽しみです!!