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セブ島留学もそんなに悪くないという話

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語学留学を考える芸能人の方々を見る機会が多くなってきているように、英語への需要と憧れが高まる中で、留学を選択肢の一つとして考える人も多くなっていると思います。アメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリス…など英語圏を選択する人が多いと思いますが、その留学費用の高さからセブ島といったアジア圏を語学留学先として選択する人が増えています。私もその一人で、半年間セブ島に留学していました。
セブ島を選択肢と考えたときに気になるのが

ちゃんと英語は学べるのだろうか…
治安はいいのだろうか…
短期・長期はどちらがいいのだろうか…

このようなことだと思います。
この記事では上に挙げた3つのことはもちろん、半年セブで生活した私の経験談をお伝えしたいといます。この記事を読めば、すべてとはいかなくてもセブ島留学に対する有益な情報が理解できると思います。

セブ島で半年過ごしたのは、私がいた半年間では私だけだったので(笑)、結構貴重な体験談だと思いますし、現役で英語教員をしているので英語に関しては少し専門的なところも交えた記事になると思います!

セブ島でしか学べない英語があります

フィリピンは約7000の島から構成されていて、その中で人が住んでいる島は約1000と言われています。かなり多いですよね…。そしてその島ごとにdialect(方言)があります。方言と言っても日本の方言とは少し違って、dialectは、いうなれば「全く別の言語」です。フィリピン全体の共通語はタガログ語ですが、それとは別にもう一つ島ごとに話される言語があるといった感じです。ちなみにセブ島は「セブアノ」というものがありました。
フィリピンの方々が使用する英語は、このdialectのなまりの影響をかなり受けています。みんながみんなではないですし、とてもきれいな発音をする先生もいましたが、人によっては「なんて言っているんだ?」と毎回考えないと意思の疎通ができない人もいました(そこまでなまっている人は少数ですが)。
ここまで聞くと「なまりがひどい英語よりはきれいな英語がいいな…」と思う人が多いと思いますが、私はあえてこの状況を利用して、自分の耳を「なまりのある英語を聞き分けられる耳」にしようと考えました。これこそが私が考える「セブ島でしか学べない英語」です。
英語を母語とする国々では、国別の違いこそあるけれども、みんなきれいな英語を使います。そのような場所は、自分の発音をきれいにする場合とても効果的ですが、その他のなまりを聞くことは少ないです。仮にアメリカに行ったのであればアメリカ英語だけを聞くことになります。
さらに次の画像を見てください。

世界の英語人口

これを見ると「英語をネイティブで話している人口」よりも、「ネイティブではないけど英語を話す人口」のほうが圧倒的に多いことが分かります。約3倍です。ここからわかるのは、確かに25%のネイティブが話すなまりの少ない英語を習得することも大切ですが、「残り75%が使うなまりがある英語を聞き分けられること」も同じくらい大切なのです。その75%が使う英語を体験できる1つの場所が、多くのdialectの影響を受けているセブ島なのです。
これだけテクノロジーが発達してきているのできれいな英語の発音はどこでも聞けますが、その他のなまりがきつい英語はなかなか聞く機会がないので、そちらをセブ島で体感することができたのはとても大きかったと断言します。

セブ島の治安

セブ島の治安は世界的に見ていいほうです。しかし日本と比較すると当然良くはないです。セブ島に行って改めて思いましたが、日本は平和すぎます(笑)。どこの国でもなれるまでは、事故事件に巻き込まれないようにある程度の対策が必要です。セブ島はその対策が世界的に見ても「まだ少なく済む」という意味で治安はいいといえると思います。
では具体的にどのような対策をしていたのかというと、まず「夜は一人で出歩かない」。女性は特にそうですけど、男性も注意が必要です。3人で歩いていたにもかかわらず、いきなり子どもからポケットに手を突っ込まれたなんてこともありました。日中はそんなことなかったのですが、夜は少し危険です。
次に「リュックはお腹のほうに抱える」。日本と同じ感じで背中に背負っていたところ、気づいたときにはそのリュックを切られていました(笑)。幸い中身は全て無事だったので笑い話なのですが、お腹に抱えておくと安全だと思います。ちなみにこれも夜だったので、やはり夜は出歩かないほうがいいかもしれませんね。
次に「逆ナンは全て断る(笑)」。これは男性が多いと思います。日本人はフィリピン人からするとお金を持っているので、そのお金目当てで多くの女性(中にはニューハーフも)が話しかけてきます。"Do you like special massage?" (特別なマッサージは好きですか?)というあきらかに如何わしいものから、"Do you have girlfriend in Japan? Are you loyal?" (日本に彼女いるの?あなたは一途なの?)といったそれっぽいものまでその手法は様々です。最初こそ気分がいいのですが、それも最初の1か月だけです(笑)。結構な大金を支払わされるか、最悪の場合日本に帰れなくなる可能性もありますので、絶対についていかないようにしてください。
最後に「あえてみすぼらしい格好をする」。日本で着飾っているというとドレスとかジャケットとかだと思いますが、セブ島ではジーパンにtシャツで着飾っているとみなされます。日本の感覚で洋服を着ているとお金を持っていると思われて、多くの人たちから無駄に絡まれたりします。最悪の場合お金目当てで襲われる場合もあるかもしれないので注意が必要です。ちなみに私は半年間のほとんどを、フィリピンで購入した約200円くらいの海パンで生活しました(笑)。

ここまで見て、治安が「良い」のか「悪い」のかは自分で判断するところかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
他にもあったと思いますが長くなりすぎるので、また別の記事にまとめたいと思います。

短期 or 長期

これは自分の語学のレベルによると思います。個人的に「留学」と「語学留学」は厳密に言うと違うと思っています。

留学…英語を使って別のことを学ぶ。(アメリカの大学の講義を受けるなど)
語学留学…純粋に自分が学びたい語学の勉強をする。

セブ島留学は明らかに「語学留学」に当てはまります。完全初心者~中級者向けといったところでしょうか。
仮に「完全初心者」であると思う場合は半年~1年の長期留学を薦めます。逆に「中級者」であると思う場合は1~3か月ほどの期間を薦めます。
英語の文型や文法がある程度わかっている人であれば、英語を話す練習を1~3か月行うだけで日常会話であればすぐにできるようになりますので、そんなに長く滞在する必要はないです。私自身、留学する前は「英検2級、TOEIC780点、センター試験英語9割」くらいの英語力だったので、自分の中にある英文法や文系に英単語を当てはめてコミュニケーションをとる練習を行うことで、約1か月で先生たちと英語で意思の疎通を行うことはできるようになりました。ここだけの話ですが、最後の3か月は授業をさぼって観光に行ったりしていました(笑)まあ、学校内だけではなく外でどれだけ英語が通用するかを試すことも勉強ではありましたけどね。
ちなみにフィリピンで2,3か月語学の練習をして、そのあとカナダの大学に行くという人もいました。ある程度英語を使える人(大学で英語を専攻しているなど)であれば非常に効率的な方法だと思います。

おまけ

セブ島の新型コロナウィルス事情も気になる人がいると思います。ちょうど先日フィリピンの1番仲の良かった先生からメッセージをもらったので、その時にコロナのことを尋ねてみました。そうしたところ

Cebu is in bad condition. (セブも状況は良くないね。)

と返事がありました。
世界的な猛威となっているコロナウイルスなので、留学はしばらくお預けとなりそうですね…。留学をしたい人の力に少しでもなれるように、英語の知識はもちろんセブの情報もこれから上げていく予定なので、上がったときはそちらもチェックしてみてください。

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