こちらの記事では関係代名詞whatを紹介しました。
まだ目を通されていない方は、先にそちらの記事に目を通すことをお勧めします。
今回はその関係代名詞whatを用いた慣用表現を「5つ」お伝えします。
5つなら覚えられそう!
5つ覚えなきゃいけないの?
様々な意見があると思いますので、それぞれ★の数で使用頻度(問題として出会う頻度)を段階評価します!星の数が多いものから覚えてみてください!
もとの意味とは大きく違う表現もあるので、例文もつけていきながら解説していきます。
なぜそのような意味になるの?と理屈を考えるよりは、「慣用表現」なのでそのようなものだと覚えてしまうほうがいいです。
関係代名詞whatをもっと使いこなしたい方は、ぜひ目を通してみてください。
では、いきましょう!
目次
what is called
what is called / いわゆる
最初はこちらです。
頻度としても結構高めなので、ぜひ覚えてみてください。
例文はこちらです。

what S is (was)
what S is / 今のS
what S was / 昔のS
こちらは頻度が1番高い表現です。
問題としてもよく出会うし、自分でもよく使います。
ぜひ覚えて、実際に使ってみましょう!
be動詞で時制を動かせることにも注目です。
「俺は、2年前の俺じゃない。」
みたいな格好いい(?)セリフもこの表現で言えます。
以下例文です!

上の文章に関しては、「2年前」は「過去」なので「what I was」になっています。
下の文章の関しては、「make O C」を使って直訳すると「私の母は、私を今の私にした」となりますが、つまり言いたいことは「今の私があるのは、母のおかげだ」ということです。
使用頻度が高いものなので、例文も少し凝ってみました。
わかりにくかったら差し替えます。コメントください!
what is 比較級
what is 比較級 / 更に~なことに
こちらも使用頻度は割と高め。
比較級と合わせた表現になっています。
合わせる比較級で意味が変わってくるので注意です。
例文も2つ出しておきます。


上は「bad(悪い)」に比較級である「worse」を使用して、「さらに悪いことに」という意味になっています。
下は「many(多い)」の比較級「more」なので、直訳すると「さらに多いことに」となるのですが、つまりは「更に、おまけに」という意味です。
what with A and (what with) B
what with A and (what with) B
/ AやらBやらで
こちらは頻度が低めです。
そこまで頻繁に出会うわけではありません。覚えなくていいよ!と言い切るわけではないですが、余裕があれば覚えるくらいでいいかと思います。
例文も1つにとどめておきますね。

A is to B what C is to D
A is to B what C is to D
/ AのBに対する関係は、CのDに対する関係に等しい
最後はこちらです。
使用頻度はちょうど真ん中くらいです。
例文を見たほうが分かりやすいと思うので、例文を見ていきましょう!

こんな感じです。
もう少し簡単に和訳すると、
運動と体の関係は、思考と脳の関係と同じだ。となります。
「水と魚の関係は、陸と人間の関係と同じだ。」といった文章もこれで表せますね!
以上です。
whatの基本的な意味はもちろん、慣用表現まで覚えてしまって、関係代名詞をマスターしてしまいましょう!!